ハッテン途上ライダーのブログ

Motorcyclistの端くれ。コミネマン予備軍。(so-netブログから移行してきました)

ハイオク?or レギュラー??どっちがいいの?

たびたびバイクの掲示板やフォーラムで大激論になるこのテーマ。
”レギュラー仕様にハイオクを入れるメリットはあるのか。”

僕的見解を出させてもらうと、「メリットないわけねーだろ!!」って思うんだけれども、『無駄無駄無駄。自己満足』っていう人も多いように見受けられる。

燃費がかなり重視される近年、ハイオク指定車種はほとんど存在しない。そんな中で石油メーカーが儲けていくには単価の高いハイオクを売るしかないが、ただ高いだけのものを買うなんてバカげたことは誰もしない。
ここで、レギュラーとの差別化が必要になる。
オクタン価の違いは、もちろんだが、前述のとおり、ハイオク指定車はごく少数なのであまり関係ない。
そこで、目を付けたのが環境性能と各種添加剤だ。

シリンダー内にスラッジの堆積を防ぐ洗浄剤や燃焼効率を様々な添加剤で向上させている。
一昔前に、三菱自動車WRCに参戦する際、エネオスのハイオクを使用する計画だったが、FIAにレギュレーションで禁止されたのは有名な話だ。
なぜ禁止になったのかというと、一般的なハイオクガソリンと比較して、燃費が20%弱向上したからだ。
長距離を走るラリーで、燃料の違いで20%の燃費変動はエコールコンディションでないと判断されたらしい。

要は、
石油メーカーはハイオクを売ってしっかり稼ぎたい。

でも、値段とオクタン価が高いだけじゃみんな買ってくれなくなってきた。

じゃあ、付加価値をつけよう。

燃焼効率の向上、環境性能の向上、洗浄剤の添加。

こういう経緯があるわけで、ハイオクは売るためにしっかり研究、開発された商品であるから、ちゃんと良い所もあるんです。
パワーがアップすると思ってる人がいるみたいだけど、そんなのはほとんど期待できない。
ハイオクにパワーアップを求めるなんてお門違い。
こういう人たちがハイオク無駄説を唱えているのだろうか。。。

次の記事から、実際にハイオクのインプレしていきます

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