航空身体検査を受けてきた。
オートバイと関係ないんで、書こうか書かないか悩んだんだけど、一応書いておきます。(もちろん淫夢ネタもありません)
そもそも、航空身体検査には、第一種と第二種、があって、
第一種は、定期運送用操縦士、事業用操縦士、准定期運送用操縦士。
第二種は、自家用操縦士、一等航空士、二等航空士、航空機関士、航空通信士が適合していなければならない基準で、
今回ぼくが提出する、航空操縦練習許可申請は第二種に適合していれば問題なかったんだけれど、
一種と二種の大きな違いが脳波検査の有無くらいなので、より詳しく厳しい検査をしてもらうために、一種の検査内容で受診してきました。
午後14:30に検診開始。
ものすごい量の問診表のYES、NOクエスチョンに回答し、終わったらまず申請書に自分の情報(本籍とか住所氏名年齢etc...)を記入する。
次に、身長、体重を計測し、BMIを算出されます。(肥満傾向でBMIが30以上だと要注意になりますが、痩せ傾向は特に問題ありません)
続いて、握力の測定をします。
握力が終わると、バランス感覚のテストに入ります。
四角い箱の中に、目を閉じたまま文字を書けるかどうか。
目を閉じて5M真っ直ぐ歩けるかどうか。
足を縦に揃えて30秒間静止、同じ状態で目を閉じて30秒間静止、足を入れ替えてもう一度同じように、全部で4セット行います。(これが結構むずしい)
バランス感覚の次は、聴力検査。
メッチャ高い周波数から、メッチャ低い周波数まで、大きい音から、小さい音までくまなくチェックされます。
「蚊の飛ぶ音より甲高くてチッサイだろこれ。」って音域までチェックします。
(ちなみに、未だにモスキート音が聞き取れるんだけど、やっぱり耳は良かったみたい)
どんどん進んで、お次は胸部X線検査。
一瞬で終わって、次は血圧。
航空機って、いろんな方向から加速度がかかるので、血液が偏らないようにしっかりチェックされます。
まず、座位(普通に座った状態)で。
続いて、立位(立った状態)で。
最後に、臥位(横になった状態)で測定します。
終わったら、横になったまま心電図検査…
胸と四肢に電極をつけて測定します。
(機械くんが叫びだしたのは次の記事で書きます)
心電図の次に血液検査。
貧血から、コレステロール等の生活習慣病因子、腫瘍や各種疾患、アレルギー等、血液からわかるほぼ全ての情報をチェックする生化学検査を行います。
僕の場合、大きい試験管x3本、小さい試験管x4本も採られました(めまいしそう)
更に進んで、スパイロメトリーって言って、肺活量、肺の機能の検査。
(思っていたより肺活量が無くてガッカリ)
これで、一通り終了で、この後眼科で眼の検診、脳波は後日大きな病院で検査することになっていたので、終了なはずだったのですが、
どうやら心電図で異常が出てしまったみたいで、診察も入ることになってしまいました…。
診察の結果、再検査をすることになったのですが、この話はまた後日…。